給食持ち帰り教員 堺市立堺高の男性教諭(62)が
4年間にわたって余った給食のパンと牛乳を持ち帰ったとして、
給食持ち帰り教員 に減給3カ月(10分の1)の懲戒処分を受けて退職したことに
「もったいない」 と
旧芸名 「ほっしゃん。」 の タレント 星田英利 氏(48)
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201912260000350.html
お笑いコンビ 「ロンドンブーツ 1号2号」 の 田村淳 氏(46)
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/12/26/kiji/20191226s00041000153000c.html
元女優の 高樹沙耶 氏 (本名・益戸育江=56)(2017年4月、沖縄県・石垣島(石垣市)の自宅に大麻を隠し持っていたとして大麻取締法違反(所持)の罪で執行猶予付きの有罪判決を受けた)
タレントの皆さんが、余った 給食持ち帰り教員 処分に
「悪い事なのかな?」
と、
「食品ロスが問題になってる 昨今、教えるべき事は どうやってロスを無くすか じゃないんですかね?」
と食品ロスの問題を引き合いに 持論を展開している。
公立高校で給食があるということに驚き!
(日刊スポーツ: [ 2019年12月26日9時5分 ]
もったいない…余った給食4年間持ち帰った先生処分
堺市教育委員会は25日、4年間にわたって余った給食のパンと牛乳を持ち帰ったとして、
市立堺高の男性教諭(62)を減給3カ月(10分の1)の懲戒処分にした。
教諭は同日付で退職した。
「廃棄するのがもったいないと思った」
と話しているという。
市教委によると、男性教諭は2015年から夜間定時制で給食指導を担当、
生徒が欠席するなどして出た給食の余りを引き取っていた。
今年6月に匿名の通報があり発覚。
持ち帰った給食は パン約1000個、牛乳約4200本 で、総額は 約31万円 に上った。
教諭は全額を市教委に返還した。
また、市教委はいずれも市立小教諭で、今年6月ごろ元教え子にキスなどをして強制わいせつ容疑で逮捕、起訴された後藤拓也被告(37)と、
7月に停車中の車内で自慰行為をしたとして公然わいせつ罪で罰金10万円の略式命令を受けた岡本進教諭(35)を懲戒免職処分とした。
(共同)
ということで、
むしろ、 高校生に給食? という疑問が沸き起こり、
調べてみた。
以下のように、
「夜間課程を置く高等学校」 で起こったことらしい。
ちなみに、細かいこと好きな方のためにお知らせすると、この教員は、
2015年からの4年間で300回にわたり、
給食で余った
パン1002個 、
牛乳4178本
を無断で自宅に持ち帰り、家族と食べたという。
以下の食パンが1年間で250個。
つまり、夏休み・冬休み・春休みの日時を考えると、
パンについては、ほぼ毎日1人分以上、
牛乳は、3人以上分を、自分と、その家族のお腹に入れていたのだろう。
牛乳200ミリリットルを、1個 200円とすると、給食価格 100円 で計算しても
市場価格は、 417,800円 である。
31万円を支払ったとしても、牛乳だけで、 10万円のお得 となる。
パンだって、大量生産の給食用であったしても、市販で計算したら、
10万円以上のお得であろう。
市教委によると、この給食は、
「夜間課程を置く高等学校における学校給食に関する法律」 に基づき、
同市が生徒向けに公費で支給している。
午後9時まで授業があるため、空腹で授業で集中できなくなるのを防ぐ目的である。
同校では、夜間授業の 2限 と 3限 の間の 午後7時10分 から 20分の間に、
調理パンと紙パックの牛乳を決まった場所で食べることになっており、
その部屋から持ち帰ることは禁止されていた。
毎日 70〜100食程度、支給されていたが、日によっては30食ほど余ることがあったという。
この男性教諭は 給食指導担当 となった 2015年から、廃棄処分を担当する用務職員に
余ったパンや牛乳を保管しておいてもらい、持ち帰っていたという。
文部科学省 の 学校給食衛生管理基準「残食・残品」の規定 では、
児童生徒に対して,パン等の残食の持ち帰りは,衛生上の見地から禁止することが望ましい。
パン,牛乳,おかず等の残品は,全てその日のうちに処分し,翌日に繰り越して使用しないこと。
としており、
市教委もこの内容を毎年、各学校に通知している。
この男性教諭も 持ち帰りが禁止されている ことは把握していたはずだという。
今年6月、
「ルール違反ではないか」と匿名の通報があり発覚。
本人に事情を聞いたところ、持ち帰っていたことを認めた。
4年間でパン約1000個 (1002個 )、牛乳4200本 (牛乳4178本) を持ち帰っていたという。
市教委教職員人事課の志波政宏・課長補佐は
「無添加で防腐剤も入っていないパンであるが、
衛生基準上の問題ではなく、教員がルールに違反したことを重んじてこれぐらいの処分が相当だと判断した」
という。
市教委教職員人事課では、
「昔は余った給食を持ち帰っていましたし、私が学生だった数十年前は同じ学年の子どもが休んでいたら持って行ってあげたり、持ち帰ったりしていました。
しかし、文科省が持ち帰りを禁止するルールを作っている以上、それと異なることをするわけにはいかない」
と話す。
学校の規則で、
持ち帰りが禁止
されていたということは、
【教員として】
学校の規則を破るのは、生徒に示しがつかないことだ。
「毎日70〜100食程度、支給されていたが、日によっては30食ほど余ることがあった」
とはいえ、
これは生徒数等により、公費で決められたことだったわけで、
給食指導担当であったからには、
逆に、
廃棄処分される食材が、どれだけあるのか?
なぜ、これほどの廃棄処分食材があるのか?
など、分析して、
文部科学省の学校給食衛生管理基準の規定変更など、
もっと前向きな対処や課題解決方法を考えるべきであったろう。
4年間も、ただ、
もったいない
と
自分が持ちかえる 1500日あまりを、
改善のための工夫を一切していなかったというのは、
単純に 自分が得をしていただけ と、処分されても
いたしかたない事だと思う。
私も小学校時代、給食で出される
2枚入りのパンは、
自分の家に持ち帰っていい ことになっていたし、
欠席した友人の自宅までパンを届けていたりした。
高等学校では、通学範囲も広いし、
休んだ生徒についても、夜間課程ということで、
家庭の事情や 本人の事情 も様々であろう。
私個人的な問題解決方法としては、
もしも 私が 給食指導担当 者 であったなら
給食内容の見直しを提案する。
衛生上、数日保存できる食料へと変え、
一日の給食費での計算を緩和し、
1週間・1か月単位で 無駄の出ない給食メニュー を考えるなど、
4年間もあれば、一教員の声であろうと、
このSNS時代、
叫び続けることで、良い方向に変わる可能性は
大きかったと思う。
個人的レベルで、 ものを言えば、
「もったいない」 という衣で覆った
公的資金の着服 と なんら変わりないと思えるのは、
公立の教員でありながら、
生徒のことを全く考えていない
その起きている問題に対して、
改善に向かう行動を起こしていないことが理由である。
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