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ダブルレインボー

2019年8月21日

ダブルレインボー

ダブルレインボー

生まれて初めて見た ダブルレインボー !

いきなり頭に流れた 杉山清貴氏の「DOUBLE RAINBOW」の歌詞と曲。

double rainbow あの日二人が見つけた 小さな愛のかたち

double rainbow 今君を追いかけなきゃ 総てが消えぬうちに

double rainbow あの日二人が見つめた 遥かな夢の行方

double rainbow 今君に伝えなけりゃ 総てが壊れぬまに 今でも覚えてるよ 涙ににじむ瞳

 

 


 

杉山清貴のソロ3作品目の 「kona weather」

収録曲
KONA WIND
作詞:田口俊 / 作曲:杉山清貴 / 編曲:木戸やすひろ・杉山清貴・比山清
DOUBLE RAINBOW
作詞:田口俊 / 作曲:杉山清貴 / 編曲:芳野藤丸
PARK SIDE ROMANCE
作詞:青木久美子 / 作曲:杉山清貴 / 編曲:松下誠
MIDNIGHT CONFUSION(恋にナイフを!)
作詞:青木久美子 / 作曲:杉山清貴 / 編曲:芳野藤丸
サンセット・ラブソング
作詞:安藤芳彦 / 作曲:杉山清貴 / 編曲:鈴木茂
HEARTBREAK CITY
作詞:Linda hennrick / 作曲:杉山清貴 / 編曲:松下誠
I’LL BE THERE
作詞:安藤芳彦 / 作曲:杉山清貴 / 編曲:鈴木茂
あの夜の向こうに
作詞:安藤芳彦 / 作曲:杉山清貴 / 編曲:松下誠
A PRIME DAYBREAK
作詞:青木久美子 / 作曲:杉山清貴 / 編曲:松下誠
SHADE〜夏の翳り〜(CD盤のみのボーナストラック)
作詞:青木久美子 / 作曲:杉山清貴 / 編曲:佐藤準


20歳の頃。

いつも、私を笑わせてくれる

「明石家さんまが俺の師匠」という

大学(大学という枠を超えた早稲田大学の学生を主とした)サークルの先輩が、

「杉山清貴は声がいいんだよ。 それにクオリティの高い音を作ってる。 まりちゃんも聞いてみる?」

と、レコードのLPを、

カセットテープにダビングして、

私にくれた。

 

昭和から平成への過渡期。

レコード(ゆえのA面 B面 なんぞの優越など)から CD (裏も表もない平面でデジタル音のはじまり)への変革の時代。

その時の「 ダブルレインボー 」というキーワードが、

心に響いていたのだと思う。

 

しかし、実は、

ダブルレインボー というキーワードではなく、

「僕には、障害のある弟がいて、まりちゃんに、弟を含めた自分の人生を負わせることができない」

と、そう言った先輩の言葉が、

その先輩が好きだった杉山清貴の住んだ

ハワイの天候の晴れの中のスコールの激しさを

感じていたのかもしれない・・・

と、

今、思う。

 


 

2019年。

どうして、今年の夏は、

こんなにも人を焼き尽くすような熱を与えるのだろう・・・

道行く人はイライラと苦いものを噛み潰したような苛立ちと

不満でいっぱいの顔つきで歩いている。

制服を着た中学生や高校生も、

数人の仲間うちの誰かをピエロのように笑いものにして横断歩道を渡っている。

私も苛立っていた。

小学校、中学校と、勉強嫌い、かといって、運動が得意でもない、
常識も優しさも思いやりもなく、ただ、他人を論(あげつら)い、
腕っぷしのいい力で人を自分の傘下に置くような人間に媚び諂う(こびへつらう)ような人間が、
親や親戚の財産をついで、すぐに身上をつぶすだろうと誰にもわかるような人間が、
この世で大きな顔をしている・・・

そんな五十路を過ぎた同級生たちの理不尽なパワーバランスは、不自然というよりは歪(いびつ)だと
誰にも分っているのに、誰も大きな声を出さない。

大きな声は、みっともないのだろう。

それでも、そんな歪な世の中に対して、

私は、大きな声をあげたいのだ!

 


 

8月20日。

ここ数日、雷の音が轟く僅かな時間に、心の乱れも感じなくなっていた。

今日。

大きな雷鳴を聞いて、ベランダに立った。

 

「あ・虹!」

 

そして、その後に、

ダブルレインボー をみつけた。

 


 

太陽光が空気中の水滴で分解されると虹ができる仕組みとは・・・

太陽光はいくつもの波長の違う光が集まっているが、それぞれの色は、屈折率が違う。

 

太陽の光は、空気中の水滴に入るときに屈折し、

水滴の中で反射して、再び屈折しながら出ていく。

波長の短い紫色の光は、屈折率が大きく、波長が長い赤い色の光は、屈折率が小さいので、虹の内側には、紫色が、虹の外側には赤い色が現れる。

これが主虹(しゅにじ)と呼ばれ、

こらが下(内側)にできる虹の仕組みである。

普段見られる、1本の虹は、この主虹なのである。

 

「虹」が見える条件は、

大きすぎず小さすぎない雨粒が必要なこと、

そしてもう一つ重要なのが、角度だ。

「虹」は太陽の光が反射してできるので、

「光の反射角度」というものが重要なのである。

虹は、太陽光が水滴に反射して見られるので、太陽と反対側にできる。

そのため、太陽が高く上がる真夏の昼間は、虹が地平線の下にできるため、見ることができない。

冬は日中でも太陽の位置が低いので、昼間でも虹が見られる場合がある。

虹は、朝や夕方の太陽が低い位置にあるときに比較的よく見られ、朝は西の空に、夕方は東の空にあらわれる。

 

太陽の光と人が見る位置の角度が40~42度のとき、

「虹」を見ることができる。

「主虹」は、「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」の順に見える。

 

「副虹」は、「主虹」と逆で、外側から「紫・藍・青・緑・黄・橙・赤」の順に見える。

「副虹」は「主虹」よりも条件が厳しいため、見えにくい。

大きすぎず小さすぎない雨粒が必要で、太陽の光と人が見る位置の角度50~53度の条件で見ることができる。

 

「主虹」が見える角度の時には「副虹」が見えずらく、少し空が曇っていて薄く映る副虹が見えやすい空の色のとき、という条件も追加される。

 

そのため「ダブルレインボー」は見るのが難しい。

 

ダブルレインボー(二重虹)は、主虹の上に、副虹(ふくにじ)と呼ばれる、もう1本の虹が架かる現象であり、

副虹ができる基本的な仕組みは、主虹ができるときと同じだが、

水滴の中での反射が2回なので、光の並びが、主虹とは逆になる。

 

つまり、副虹は、外側が紫色で、内側が赤い色になり、主虹とは鏡合わせのようになる。

 

副虹は、光が2回反射するので、主虹よりぼんやりと暗い。

主虹と副虹の間は、空の他の部分より暗くなり、

これはアレキサンダーの帯とも呼ばれ、ダブルレインボー(二重虹)の特徴の一つといえる。

 


 

迷信と言われるかもしれないが、

ダブルレインボーは吉兆だと言われており、

なかなか見ることができない

ダブルレインボーを見られただけでも十分ラッキーだと言われる。

 

「卒業」と「祝福」という意味があり、

「卒業」は、「達成」や「完成」をあらわし、「旅立ち」を意味することもある。

努力が実を結び、何かに迷ったり、苦しんでいたとしても、それが終わることを意味している。

ダブルレインボーは「変化のとき」をあらわすと同時に、「祝福」、喜びのときでもあるといわれ、

成長し、明るい未来に踏み出すあなたを、温かく見守り、送り出すメッセージともいわれる。

巣立ちの季節に、運よくダブルレインボーが見られたら最高ともいわれる。

 

天使からの啓示として、

「エンジェルサイン」だとの言い伝えもあり、「夢が叶う」「幸運が訪れる」と告げている。

 

国語の力 カテゴリー も、ぜひ、ご覧ください。

 

 

 

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