ニュースに想う

愛を売るロボット・・・ ソフトバンクは間違ってない?

2014年6月5日
揺るがない星 小幡万里子

 

ソフトバンク「Pepper」(ロボット)は愛を販売する?』にあるように、

ソフトバンクは、2014年 6月 5日、

感情をもつ AI (高度な人工知能)をもつ

「感情認識機能」搭載が 特徴の

ヒューマノイドロボット 「Pepper」 を

来年 2月、19万8000円で 発売すると 発表した。

 

その記者会見は USTREAMで配信された。

詳細は 下記のサイト等を ご覧いただきたい。

https://gigazine.net/news/20140605-softbank-conference/

 

記者会見内で 何度も出た言葉が、

「人にとって 一番難しい感情が 愛」

「それに どれほど 近づけるのか。

少なくとも 喜んでくれている、

つまらなそうにしている というのは かなりできる。

最終的には 人の愛を 理解できるように していきたい。

そして 人々を 幸せにするのが 願いです。

これまでの機械は 人が命令して 操作するもの。

今回の挑戦は 人が操作するのではく 自らが意志をもって 家族を 楽しませるもの。

自ら 学習しながら 進化していく。

人間にとって究極の行動は 愛をみたしたいということ。」

 

パフォーマンスの 一貫であろうけれど、

この ペッパー君なる ロボットが歌った、

「俺はロボ、白いロボ、欲望のロボ。 ソフトバンクの夢と希望。 全員ぶん殴ってやる!」

この歌の歌詞への 不愉快な 感覚。

 

愛を売るロボット・・・ ソフトバンクは間違ってない?

という言葉が 自然と出てきてしまう。

 

愛を売るロボット・・・ ソフトバンクは間違ってない?

そして、ロボットの 歌っている声が、

会場のナレーターの声と 同じであったように、

私には 感じられて、

なにか 間違っているような、

嘘でいっぱいの ツクリモノに感じた。

 

だが、マスコミにとって、

そんなことは どうでもいいのだろう。

(ロボットが、ヒトの感情を 顔認識するように、私も 上戸彩さんや 樋口可南子さんの、あっけにとられた表情が、普通の人の感情認識ではないか・・・ と思うのだけれど)

 

私には、

この記者会見は、

おもいきり人(消費者)を バカにしてるようにしか 感じられなかった。

 

孫氏によると、

このロボットは ヒトに 愛を 与えてくれるらしいが、

私には、19万8千円で、愛を買おうと思う人の存在こそが、

怖いなあ と感じてしまう。

 

なぜ 人は ロボットを欲しがるのか。

感情をもたず、

言われたことを 黙々と正確に、

体力など 気にすることなく、

行ってくれる機械をこそ 求めて、

ロボット開発が されていたのだ。

 

人間には 多くの感情があり、

それが、実は 社会を複雑にし、

殺人や暴行といった 事件を起こす。

ヒトの命は 重いと言われても、

実は、それよりも 大きい憎悪を 生み出す。

 

私も、本気で 相手に対することで、

逆に 恨みを 買ったり、

余計なお世話になり、

精神的な疲労を 感じてばかりいる。

だからこそ、

言われたこと、

目の前の現実だけを、

感情を抜きに 冷徹なほど、

真実に忠実な 機械のロボットが、

ヒトよりも 優れ、

必要と される。

 

「こんな仕事 面倒くさい。」 という感情を ロボットがもったら?

「この人間は嫌いだ。 憎らしい。 殺したい。」 という感情を ロボットがもったら?

 

しかも、

人間は死ぬが ロボットは死なない。

ロボットは ロボットだ。

そんな SFみたいなミステリーが 起こるはずはない!

そう言う人間が 大半だろう。

 

けれど、そんなはずがない! ことが、 現実に起きている。

これからだって 起こるだろう。

 

本当に、 人類に 愛を 与えたいと思うヒトが、

贋者のロボットを 家庭に送り込もうなんて

本気で思う?

 

人命救助に 感情はいらない。

適切な処置と 正確な対応があればいい。

そこに 感情などを入れ込めば ヒトは必ず不幸になる。

現代は ヒトの心を読めない人が 増えたと言われる。

 

否! 違う。

ヒトの顔色ばかりを うかがう人間が 増えたから、

心の コミュニケーションが できなくなったのだ。

 

ロボットや 機械に、

感情というアプリを インプットした途端、

ヒトの生存は 危うくなっていくだろう。

 

コンピューターが 痛いとか 悲しいとか 認識するようになったら・・・

ただえさえ 感情をもつ人間は 扱いにくいのに、

もっと高度な知能をもった 扱いにくい化け物を 生むようなものだ。

 

USTREAM を見ながら、

そして その後に 書かれた記事を 見ながら、

この国は ヒトを 恐怖に向かわせているのではないのだろうか・・・

と、 背筋が 冷たくなった。

 

愛を売るロボット・・・ ソフトバンクは間違ってない?

という言葉を 再度 つぶやく自分がいる。

 

「ホントは 友達欲しいんだ・・・」 とは、

『泣いた赤鬼』 戦略 なのだろうか?

 

 

と 言いたいが、

ヒトは 育てるべきは 人間なのだ。

 

赤鬼が 人間の世界に入って さらなる孤独にならざるを得なかったように、

ヒトが ロボットを育てたり 教育する時間と お金と 手間暇あるならば、

自分の種の人間の存続にこそ 費やすべきであろう。

 

ヒトを 幸せにするということ・・・

愛とは何かを

ほんとうに 知っている人は、

きっと ロボットで 愛を買えるとは 思っていない。

 

辛くても 苦しくても 愛を与えて、

逆に 憎しみや 恨みを 買っても、

それでも

愛を与えることしか 知らない人間も 存在している。

 

正しいか 間違っているかなんて、

貴様が 決めることではない!

と 言われるだろう。

 

ただ 「愛」 という言葉を使い、

商売にすることは、

卑怯なことだ

と、私は思う。

 

ロボットには 感情など 必要ない。

正確さと 忠実さが あればいい。

 


 

お時間 ございます方は、

今COCO にある ESSAYS IN IDLENESS – 徒然なるままに

拙文を お読みいただけましたら幸いです。

 

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