私は 決めたから
元には 戻れないと はっきり わかった
だから、
決めた時間を 我慢すればいい
そう思えば、
気も 軽くなる
とはいえ 我慢癖とは おさらばせねば!
自分を 主語にし て語ろう。
自分の 好き嫌いや 感情を 自覚しよう。
自分で 判断しよう。
自分の輪郭を 明確にしよう。
それが 自分を守る「結界」を作る。
他人が踏み込んではいけない 自分の結界。
自分の人生は 自分で操縦権をもとう。
他人の操縦で 「どこに行くのか」 不安であり続けるのは
そっちの方が こわい。
ちいさな頃から ささくれを 自分で 剥いて
滲み出る 赤い鮮血を
ティッシュで 包帯のように グルグルと巻いて
血が 止まるのを 待った
この年齢になって
またやるか〜! と思ったけれど
クリニックから 出て
赤い血を ティッシュで 止めた
他人から 見たら
ティッシュを グルグルと 指に 巻いてる おばさんなんて
変だよね
ささくれは 親不孝するとできる
そんな言い伝えを 子どものころに 聞いた。
そうだね
親不孝してるかも。
それは、結婚生活を捨てることじゃなく
私が 不幸でいる ってことだ。
確実に 母は 私の不幸を 望んではいない。
若くして 結婚したいと 言った日。
東京駅から 岡山へ 向かった日。
「若いんだから 間違ったら やり直せばいい」
その言葉は 長女の私を 送り出す 母の本音であったろう。
何をするにも
「これも 夫の稼いだ お金」
って
自虐的に 感じる
血の滲みた 白いティッシュを 眺めながら
ちり紙 って いう方が
なんとなく 文学的ね〜 なんて
バカなことを 思い浮かべる 自分を
ちょこっと 可愛いかも〜 なんて思う
でも、
ささくれを剥くと 痛いから
もう、 やめておこう
私は 決めたから
道すがら 古本屋を みつけて
そこに 高橋和巳 の本が 束になって 売られていた
買いたいな〜
と 思ったけれど
「夫の稼いだ お金」
なんて発想より
「5冊も持って、電車を 5駅越えてまで 持ち帰れるかな?」
って 心配で、
次回にしようと 帰ってきた
観念的な 自虐より
現実の重みを 感じられる 自分に ホッとする
誰か、
5冊抱えて
私と 一緒に
電車に 乗ってくれない?
お時間ございます方は、
過COノCO途 にある The Way We Were – 追憶 の
拙文を お読みいただけましたら 幸いです。
特に 過去の自分 を テーマに記した 拙文については こちら を ご高覧いただけましたら幸いです。
亡き弟が とても大切に思ってくれた 長女 が
亡き母と 弟が 新規事業を起こすために
奇遇にも 長女の生誕の年に 会社を創業しました。
それが ピュア株式会社 です。
手前味噌ではございますが とても優しく そして 精神の美しい PURE な 女性に育ってくれました。
亡き母 亡き弟 の 愛情を一身に受け 素直に成長した結果と
二人の愛情の深さに 心から感謝しています。
No Comments