憎まれママの子育て日記

キンモクセイみつけたよ

2007年9月30日

キンモクセイみつけたよ

我が家の 元気な 中学生(次女)が 学校からの帰り

素敵な香りを お土産に 持って帰ってくれました。

キンモクセイみつけたよ

すっごく大きなキンモクセイが 2本もあって、

すっごく いい匂いがしたから、

ちょっぴり いただいて来ちゃった。

花泥棒は 罪にならないんだよね?

 

いや~。

罪になるとは 思うけどね。

 


我が家の キンモクセイは、

寒い土地では 香しい匂いを 隠し続けています。

狭量な人間の 私は、

日常を前に ちょこっと 憂鬱な気分を 抱えていましたが

我が娘の ちっちゃな悪事の奥に 潜んだ ~ 幸せな 思いを いただいて

ただいま、

心に キンモクセイの 優しい香りが 充満しております。

キンモクセイみつけたよ 栗橋


「花盗人」

狂言 『花盗人』

桜の枝を 盗み折ろうとして

その家の主に 捕らえられた 男。

桜の幹に 縛りつけられてしまった。

男は 悲観し 詩を詠じて 独り言を 言う。

それを聞いた主は

「盗人らしくもない 風流な奴」

と 古歌や 漢詩が やり取りされる。

感心した主は 男を許した。

二人で 興じて、

酒を 酌み交わす。

主は 男に

「土産に」と

桜を 一枝持たせ、

二人は 名残を 惜しみながら 別れた。

花盗人は 桜の枝を手折る

「春」 の 季語です。

ちょっとの悪事も 許されることではないけれど・・・

風流・風雅~ そして 優しい心根からの 出来心・・・


キンモクセイみつけたよ

そんな 母への 子どもの やさしさ・・・

ちょこっと 許してくださいな


※ 花冠は 白ワインに漬けたり(桂花陳酒) 茶に混ぜて 桂花茶 と 呼ばれる花茶にしたり 蜜煮にして 桂花醤 と呼ばれる 香味料に仕立てたりする。

また、 桂花蟹粉 (芙蓉蟹の別名)  桂花鶏絲蛋 桂花豆腐 桂花火腿などのように 鶏卵の色を キンモクセイの花の色に見立てて 名づけられた 卵料理は多く
正月用の菓子である 桂花年糕 のように キンモクセイの花の 砂糖漬けを飾るなど 実際にこの花が使われる料理もある

※ キンモクセイの花は 甘めで しっかりした 強い香りであることから 日本において 汲み取り式便所が主流で 悪臭を発するものが多かった時期には その近くに植えられることもあった。

そのことから 1970年代初頭から 1990年代前半まで キンモクセイを 模した香りが、 トイレの芳香剤として 主流で利用されていた。  一部 年齢層においては トイレを連想させることがある。

※ 薬用

花を薬用にする。

花には 蝋質 オスマン α-ツヨンなどの精油。

グルコース / フルクトース / マニトール / ステアリン酸など含まれている。

精油には 味覚神経を刺激して 唾液や 胃液の分泌を促進させる 芳香性健胃作用があり 血液循環にも役立つといわれている。

精油以外の成分には 滋養保険の効果があるといわれる。

滋養保険 / 食用増進に乾燥させた花を 煮出して フラワーティー(花茶)として用いる。

低血圧 / 不眠症には 焼酎1リットルに生の花150グラム。 乾燥花の場合は 30グラムの割合で浸し 冷暗所に 3か月保存してから かすを除いて 木犀花酒をつくり 就寝前に 盃1杯飲むと良いとされる。


キンモクセイの 花言葉

「謙遜」 「気高い人」 「真実」など、様々な 花言葉を持っています。

その他にも 「初恋」 「誘惑」 「陶酔」 などの花言葉もあります。

強い香りを放つ金木犀ですが、花びらは 小さく控えめな印象。

その姿から 「謙遜」 という花言葉がついたと 考えられています。

「気高い」 のそもそもの意味は 「上品で 高貴な感じ」

金木犀の香りは 古くから上品で 高貴な印象が あったようです。

 

金木犀の 原産地は 中国。

日本には 江戸時代に入ってきたといわれています。

金木犀の原種は「ギンモクセイ」という花で 白い花びらを 咲かせます。

金木犀は橙黄色の花を咲かせることから キンモクセイと 名前が付けられました。

 

「初恋」 「誘惑」 「陶酔」 などの 花言葉の由来としては、

強い香りは まるで 誰かを 誘惑しているようで

その強い香りが 人を 陶酔させるというイメージももたれます。

 

金木犀の香りの主成分は、 「β-イオノン」 「リナロール」 「γ-デカラクトン」 「リナロールオキシド」 「cis-3-ヘキセノール」など。

金木犀の香りは、香水 ・ アロマテラピー ・ エステサロンなどで使われています。

金木犀の β-イオノン には リラックス効果のある成分が含まれています。

そのため、ストレス解消効果があるといわれています。

金木犀の香りを嗅ぐと食欲を抑制してくれる効果があるようです。

人間は血糖値が下がると「オレキシン」という物質が分泌されます。

この「オレキシン」によって 甘いものが 食べたくなったりするのですが、

金木犀の香りは このオレキシンの分泌を 抑制してくれる効果があります。


 

 

お時間ございます方は、

過COノCO途 にある The Way We Were – 追憶

拙文を お読みいただけましたら 幸いです。

 

特に 憎まれママの子育て日記 を テーマに記した 拙文については こちら を ご高覧いただけましたら幸いです。

 


亡き弟が とても大切に思ってくれた 長女 が

亡き母と 弟が 新規事業を起こすために

奇遇にも 長女の生誕の年に 会社を創業しました。

それが ピュア株式会社 です。

手前味噌ではございますが とても優しく そして  精神の美しい PURE な 女性に育ってくれました。

亡き母 亡き弟 の 愛情を一身に受け 素直に 成長した結果と

二人の愛情の深さに 心から感謝しています。

 

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