憎まれママの子育て日記

ギターがほしい

2010年11月15日

ギターがほしい と言われた 母です。

高校生の 次女は フォークソング部で 活動中。

ギターがほしい フォークソング部

そして 図書委員として 昼休みや 放課後は 図書室にいたり…

ジブリの 「耳を澄ませば」 マニアには

たまらない 高校生時代を 過ごしております (笑)


さて。

彼女は この度

私の 高校時代を 彷彿とさせるように

ギターがほしい 小幡万里子

女の子で バンドを 組むことになりました。

 

ギターがほしい

でもって、

エレキ ギターがほしい と言いだしました。

彼女は、これまで、

本しか 欲しいと言ったことが ありません。

「で? ギターって 値段は いくらするの?」

「安いのは 1万円くらいから…」

私… 安ければ買ってやる!

という 母親では ありません。

「なに? 1万円の ギターって?

そんなの オモチャでしょ。

1万円で 買って すぐに壊れるなら 買っても 意味ないと 思わない?

1万円のギターで 自分の出したい音が 出せなくて

結局ゴミになるなら ママは 最初から 買いたくなんてないなあ」

「色が 気に入ったの」

「色で 決めてもいいけれど なんのために ギターを弾くの?

自分の出したい音を 出すための、

その音が出せる ギターがほしい のではないの?

だったら、

毎日 楽器屋さんに 行って

置いてある すべてのギターを 弾いて

自分のギターと 思えるものを 探してみたら?

それくらい 欲しくて 欲しくて 仕方の無いギターで

そして、その上で、

このギターの どこが 気に入って

いくらかかるので、

その費用を どう出していくのか

自分の頭で 考えて、

それから、ママに 相談してくれる?

そしたら、その時に、

そのギターを どうやって買おうか? って

一緒に 考えるから…

一緒に 生活を 始めてから、

あなたは アルバイトが 出来ないし

ママの お手伝いを してくれたら

お駄賃を 払うよって、

ママは 言ったよね?

でも、面倒くさいから お駄賃なんていらない。

お手伝いもしない。

って 言ったのは 誰かなあ?

春から 毎日 100円 お手伝いしたら 25,000円 貯まってたよね。

毎日 200円の お手伝いをしてたら 50,000円 だよね。

そしたら、ギターを 自分の力で 変えたよね。

これから、もっと、別のものが 必要になるかもしれない。

その時のために ママの役に立つ お手伝いをして

お金も 貯められたら、

それって とても 嬉しいことだよね?」

彼女は 「うんうん!」 と頷きながら

私の話を 真剣に 聞いていました。


以前

私が 家を出た時に、

彼女のために 預けたお金が

6万円 残っていると 言いました。

今回は、その中で、

自分の 納得するものを 選ぶことになりました。

その日から、彼女は、

私の 小さな頼みごとを

一生懸命に やってくれます。

小学生でも、

100円 のお駄賃で 買い物に行く子は 少ないかもしれない。

ゴミを 捨てに行くなんて、

汚くて 嫌だ という子が 多いかもしれない。

トイレ掃除なんて、

子どもの仕事じゃないと 思っているかもしれない。

でも、彼女は、

今、それを してくれています。

学校の帰りに、

銀座の 山野楽器に 通い詰め

先日は 70万円のギターも 弾かせてもらったと 言います。


小幡万里子は こんなことを 言います

彼女は 今、39,800円 の ギターがほしい と 言うので

(おそらく、ギターが欲しくて 通い詰めている高校生に 妥当なギターを 勧めてくれた店員さんが いるのでしょう)

「このギターが すごく欲しいけど

母子家庭で 自分のお小遣いで 買うの。

キャリーバッグも 必要だし、

少し、安くならないかなあ~」

って、

言ってご覧… と。

おそらく、

過去の 小幡万里子は

子どもに そんなことは 言いません。

けれど、今は、

自分の大切な お金を使って

これから 大切になるかもしれないギターを

買おうとしている彼女に

できるだけ、

大切なお金を 残しながら

音楽のための 大切な楽器を 手に入れる方法を

考えてもらいたいと 思うのです。

私の友人に 声をかければ

お下がりの エレキギターを もらえるかもしれない。

それも、ひとつの方法だし、

彼女が そう言い出せば

その方法も 教えてやろうと 思っています。

けれど、今は、

毎日、楽器屋さんに 通い詰め

ギターの中でも、良し悪しがあったり

値段の割に 音が良かったり

デザインが すっごく良かったり

高いけど なんだか 自分には合わないな… って

感じる自分に 気づいたり。

そんな時間の中で、

楽器屋さんが 彼女のために

なにか、アドバイスを くれるかもしれない。

そんな出会いを大事にして、

そして、自分で 自分の選択をしてもらいたいと 思うのです。

この平成の豊かな時代に

小幡万里子の子どもに 生れてしまって 可哀相~

という、

友人と名乗る人もいます。

ご心配はありがたいけれど

それは、私たちの生活に

なんのプラスも もたらしてはくれません。

モノにあふれる 今の時代だからこそ

真剣に 大切なものをみつけてもらいたい と 思うのです。

今。

彼女が選ぶギターを、

実は とても 楽しみにしております。

私は、

自分の声しか 信じていなかったので

自分が楽器を弾くのは 好きではありませんでした。

 

彼女が どんな音を 奏でるのか…

きっと きっと…

他の16歳の少女では 出せない音を 出すと

私は 期待しているのです。


この出会いと、時間を 共有してくださった方がたに
心から 感謝です。
今日も一日… ありがとう。

 

ギターがほしい

(お友達と 楽しそうに演奏してたね ♡ )

 

 

お時間ございます方は、

過COノCO途 にある The Way We Were – 追憶

拙文を お読みいただけましたら 幸いです。

 

特に 憎まれママの子育て日記 を テーマに記した 拙文については こちら を ご高覧いただけましたら幸いです。

 

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