中学1年 数学 比例・反比例
新任の先生の授業。
1年生担任。
大学卒業して一発で先生になったそうで
(その担任のクラスの保護者が参観しにきました)
自分の上の子と大して年齢が変わらず
頼りないということで今日は観察に見えられたとか。
そういう動機も大事だと思います。
我が子の担任はどうなんだろうと知ろうという気持ちって
大切だと思いますし当然だと思います。
でもでも、はなからアラ探しをするのはどうなんでしょう?
教師1年目。
そりゃあ、すべてスムーズに進むはずがないでしょう。
手探りの中、自分らしい授業を模索している若き先生。
自分の子が、その試験台になぜ乗らねばならないの!
そう憤慨される気持ちも分からなくもない!
けど…
「うちの子は小学校では塾にも行って成績もそこそこ良かった。なのに中学では…。
授業 授でどれだけやってるのか見に来たけれど、
積極的だったはずなのに消極的になってて驚いた」
と、語るのは個人面談ですることではないかしらん?
おせっかいの私は、ついつい
「皆の前で話すことが恥ずかしいと感じる年代になっているし、
授業で発言しないから分かってないということもないと思いますよ。
小学校できちんと身に付いていたら、大丈夫ですよね〜」
と言ってしまったのですが…。
ふ…心の中で、小学校の成績なんて
実際のその子の学力なんか計れないんじゃない?
と、思った私です。
小学校時代の成績を自慢げに話す親なんて…(以下自粛)
子どもは、これから伸びていく。
男の子なんて高校生位から急に賢くなる者だっている。
中学の勉強は自分がやってないから点数が取れないだけで
本気でやったら短時間でも学力は身に付くと
我が子を見ていてつくづく感じる私。
2年生の騒がしい授業を見ていると
1年生の生徒達はなんてお行儀がいいのだろう〜と
私なんかは感激してしまいます。
先生も、一生懸命に生徒達に分かってもらおうと、その熱意を感じます。
確かに、決して、上手な授業ではないし
もっと工夫が必要だろうとも思うような授業です。
ポイントだけで、子どもは充分だろうと思いますが
もっと、欲を出して教えるがために、逆に混乱させてしまったり。
でもね。
親だって、子どもを生んだからすぐに
一人前の親に成れるわけではない!
子どもに振り回され、これでよかったの?
と常に自分に問いかけながら
必死に子どもと向き合っています。
私なんて、結婚して初めてカボチャが
これほどまでに、固いことを知りました。
まるごとのカボチャに包丁を入れ
包丁が途中で刺さったままになったり
米びつにあったお米がある日突然出なくなり
「そうだ。お米って無くなるんだ」
って気づいたほどのおバカちゃんでした。
それに比べたら、うちの子ども達って
なんて生活力があるのだろうと感動ものです。
教師生活1年目のこの先生は
こんな主婦1年目の私より
う〜〜〜んとしっかりとされています。
きちんと授業の準備をし
学級の生徒達と必死に向き合っています。
授業だって、手を抜いてるようには思えません。
多少の失敗はあっても
子どもの心を傷つけるような教師ではありません。
自分の息子がこうした若い先生と年齢も近いならば
むしろ、頑張れ!と
暖かく応援してやってもいいのではないかと思います。
こうした若い先生に教えていただくことは
子どもにとって有り難いことだと思います。
初めての生徒を忘れる教師がいるでしょうか?
うちでは、長女の小学校5、6年。
次女の小学校1、2年の担任は新任でした。
どちらも、とても素敵な女性の先生で
子ども達が大きくなってもその成長を喜んでくれました。
ちょっと、おばちゃん!心が狭いぜ!
そう思いながら、帰宅したその日。
そうそう。
検討会も出たくない!
こんなのがあるから授業を見に来ないんだ!
と、豪語されるので
「御用があるのでしたらお帰りになってもいいのではないですか?」
と言ったのだけど、なぜか、遅れてやってきました。
「本当は出たくなかったけれど、仕方ないから来てやった」
というポーズを取りたかったのかしら?
やだわ。
お友達になりたくないタイプ。
子どもの学年違って良かったよ。
こういう親がいっぱいの学校なんだね。
翌年。学校が混乱していた時
引っ掻き回す親の一人がこの方でした(ウンザリ)
(2006年 11月)
No Comments