研究授業 その1 中学 国語3年生 2006年6月 をご紹介します
我が子の通っていた中学で 研究授業 があり、
なんと保護者も参観でき
その後 授業について意見を述べ合うという
「開かれた学校」 として
画期的な取り組みが ございました。
国文科を卒業した身としては
国語の授業には 大変興味があり、
転校生の母でもあり
学校の様子も分かると思い 参加してきました。
保護者は数人。
ほぼ その研究授業をするクラスのお母様がた。
違うクラスの母としては
最初 小さくなっておりましたが、
どうせ 転校生の 我が子のクラスだって
知ってる お母様なんて いないんだし〜
と、開き直って みておりました。
いや〜! すっごく いい先生 !
なんと なんと!
課題を 与え
生徒の机の合間を 歩きながら 観察し、
(それを 机間巡視 という らしい)
最後には 同じテーマを持つ 生徒たちの名前を呼び
グループ分けしちゃうんです。
しかも グループ分けした とたん、
ちゃんと リーダーになる子がいて 話を仕切りだす。
これは 日常から 子ども達を
よく見ていなければ できませんよね。
それに、
「できたもの 手を挙げろ」
とは言いません。
「できた者から 顔を上げなさい」〜〜〜 と。
うんうん。
恥ずかしがり屋の 我が娘には
そういうやり方は 大変ありがたい。
どうも
「国語は 毎時間当たるんだよ〜」
という理由はこの辺にあるらしい。
変に 見栄っ張りで
(間違ったらどうしよう)という
小心者の 我が娘にとって
顔を 上げることで
「自信満々」
「ちょっと心配」
など 表情で 先生が 判断してくれているのだろうと 思われます。
以前の 転校前の中学は 公立中学の割に
かなり学力が高いと 評判の学校でした。
それは 教師の教え方がいい
というより、
共働き家庭も多く 塾に行かせることで
子どもの時間を減らし
なおかつ 勉強も できるように
という親が 多かったことが 理由では…と 思います。
特に 転校前の 横浜の
昨年の担任は ひどかった。
30代半ばで 赴任し、
初めての担任。
生徒を 叱れず
「自ら 分かってくれるのを 待つ」って
1年が 過ぎちゃいました。
中学2年生 14歳の子どもなんて
ビシッ!
と叱らなければ 言うこと聞きませんわ。
数学を 教えていましたが、
我が娘 曰く
「教科書読むだけだよ。 私だって教師やれちゃう」
とのこと。
たしかに!
女子生徒会長の お友だちが
説明してくれる方が
よっぽど 理解できたようでした。
定期試験を作るのは
担任の数学教師ではなく
数学の授業も 生徒の興味を引きながら
展開してくれる 先生。
レベルの高い中学に合わせ、
定期試験といえど
入試問題のような 問題を 出してくれます。
おかげで 我が娘のクラスは
担任が 数学担当にも関わらず
数学の平均点は 学年最下位クラス……
「みんな 掃除しないんですよ〜」
って 担任が 言うので、
ある日の 懇談会の後、
私は 一人で 教室を掃除して 帰ってきました。
「ちょっとぉ! ママね、
今日 一人で 教室ピカピカにしてきたから
明日 学校で 誰がやったんだろう って言ってたら、
うちの母が 可愛い我が子と その友達の使う教室だから
きれいにした方が 気持ちいいだろうって
たった一人で 掃除したんだよ
って言っときなさいよ!」
と言い放ったのですが、
誰一人、
教室の きれいさに 気づかず、
担任さえも 気づかなかった と〜〜〜
もう、これでは だめですよね〜。
いろいろなお母様が
校長レベルに話を持っていきましたが、
この校長、かつて総会で親に向かって
「一人の子が事件 (万引きやら火遊びやらしている子がいたようで) を起こすと
『あの 〇〇中学が!』
という目で見られるので 〇〇中学の生徒という
自覚を持って下さい!」
と宣ふた(のたもうた)!!!
あまりに ご立派な 校長の お話に
この中学が 腐ってるのは
こいつ (あ〜なんて 下品な言葉を つかわすのでしょう)様 の
おかげね〜〜〜 と思ったものでした。
他にも
「私どもは学校として 精一杯のことをしているので
(手に負えない生徒を) ご不満ならば 警察にお届けください」
という言葉を 放ったり、
教育者として どうよ!
と 思うことが 多々ありました。
無事 ご定年あそばれ 悠々自適に お過ごしでしょうか?
例の担任も 1年で 他の学校に 異動になり、
とんだ貧乏くじを 引いてしまったものです。
※※ この中学校時代 後の AKB となった女子中学生が 長女の同級生。
この時の たった 1年 赴任してきた担任は
「自分が 担任で 生徒 (AKBちゃん)が 心配だから」
と、秋葉原の AKBシアターに通い
当の本人である 女子中学生からも
「担任 きもい!」
と言われたのでした。
この 女子中学生も 変わった 女の子でしたが、
担任も、さらに 変わった男性 のようでした。
(こちらの担任は 神奈川県公立高校で 一番偏差値高い 高校出身だったのですが・・・)
転校してきて 校則やら なんやら
うるさい中学ではありますが、
教師が 生徒に分かる!楽しい!
という授業を してくれるということが
本当にありがたいです。
それこそが
教育の基本 ではないでしょうか
お時間ございます方は、こちらも ご高覧ください。
↓
研究授業 その1 中学 国語3年生 2006年6月 から 19回 + まとめ を一度にご覧いただけます。
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