2013年12月11日。 弊社代表 小幡万里子が東京都立桜修館中等教育学校にて講演 をいたしました
小幡万里子が 東京都立桜修館中等教育学校 主催 の
中等教育 4年生に向けた
「學フォーラム」にて
「自分を信じ、未来を信じるために」
というタイトルで講演をいたしました。
學フォーラム 講演資料 (パワーポイント)
學フォーラム (都立桜修館中等教育学校) 講演 前篇
學フォーラム (都立桜修館中等教育学校) 講演 後篇
35名 の 15歳、 16歳 という
思春期まっただ中の 生徒さんたちの 前で、
母の目と、
経営者としての目と、
人生の先輩としての目と、
3つの視点から、
講演を行い、
事前に 生徒さんたちからいただいた
アンケートへの 返事として、
一人一人に 手紙を手渡しました。
學フォーラムにて 生徒さんへのお返事 ー 12
拝啓
本日は、學フォーラムの 数ある 分科会の中で 私を選んでいただき ほんとうに 有難うございました。
未熟な大人で 日々、學びを重ねなければならない身の 私の講演の中で ひとつでも得 るものがあってくれたら・・・ と、願わずにおられません。 いただいたアンケートに お一人ずつ答えていきたいのですが、 學フォーラムの中では、 その時間が 取れませんので、 書面にて 簡単に お返事を させていただきます。
1、 分科会を選んだ理由
芸能活動のマネジメントに 詳しく触れるお時間は 本日だけでは 足りないと思うので、 よろしければ、 具体的に 聞きたいことを 教えていただければ、 後日、 返答させていただきたいと 思います。 ただ、 現在の芸能界では、 本気でタレントのために 自分の時間のすべてを 捧げようと思う マネージャーが少なくなりました。 政治家の 議員秘書なども、 民主党から 自民党議員へと、 日和見で変わる サラリーマンばかりです。 こういう社会では、 ほんものの力は 生かすことも 育てることも できなくなっているというのが 現状です。
2、 質問事項
マネジメントという言葉に ご興味をもっていただいて、 とても 嬉しく 思います。 マネジメントと 一言で 表されますが、 すべての物事には 定義されたものはあっても、 結局は、 個別にどれだけの対応ができるか・・・ ということに 尽きるのだと 思います。 誰一人、 同じ人生を 歩むことができないように、 人は皆、 主人公という 言葉と 同じように。
そして、 マネジメントは、 その個々に 迅速に対応し、 問題を整 理整頓し、 物事が 秩序立てて 進むための 影の功労者だと 私は思っています。 マネジメントとは、 「やさしさ」 「厳しさ」 「正確さ」 「責任感」 を 兼ね備えた、 父性、 母性、 尊性 と いう言葉に 表されると 私は思っています。 マルチタスクな存在 といえます。
現在の私が、 今、 経営者になっているのは、 人生を歩んでいく 過程の ひとつであるように 感じています。 この職業に 就きたいと思うよりも先に、 生きていたら、 こうなった というのが 実感です。
やりがいは、 運営するコミュニティが 日々、 持続継続できている日常に 感謝しています。
本日は、ほんとうにありがとうございます。 お寒くなりましたので、 くれぐれも お身体 ご自愛くださいませ。
今後とも、 どうぞ、 よろしく お願い申し上げます。
學フォーラムにて、 生徒さんへのお返事 ー 3
拝啓
本日は、 學フォーラムの 数ある分科会の中で、 私を 選んでいただき、 ほんとうに 有難うございました。
未熟な大人で 、日々、 學びを 重ねなければならない身の 私の講演の中で、 ひとつでも 得るものがあってくれたら・・・ と、願わずにおられません。 いただいたアンケートに お一人ずつ答えていきたいのですが、 學フォーラムの中では、 その時間が 取れませんので、 書面にて 簡単に お返事をさせていただきます。
1、 分科会を選んだ理由
自分の可能性について 考えたいという言葉、 とても 素晴らしいと思います。 本日の 短い出合いの中で、 少しでも、 なにかのヒントを 受け取っていただけましたら 幸いです。
2、 質問事項
枠を 作らないということは、 自分でも、 親を含めた 他人からでも、 自分を決めつけて、 成長や 可能性を 抑えつけないことと、 私は 考えています。 自分とは 別の視点で ものを見るということで、 今までの 自分と 異なる選択が 見えてくることがあります。 あるいは 他人の視点を知ること、 自分と 何が相容れないか ということを 分析すること。
未来は、 あなただけのものなので、 人それぞれですが、 選択肢が増えることは、 未来の可能性も増えることと 同じだと思っています。 モハメド・アリ の 言葉を贈ります。
Impossible is just a big word thrown around by small men who find it easier to live in the world they’ve been given than to explore the power they have to change it. Impossible is not a fact. It’s an opinion. Impossible is not a declaration. It’s a dare. Impossible is potential. Impossible is temporary. Impossible is nothing.
本日は、 ほんとうに ありがとうございます。 お寒くなりましたので、 くれぐれも お身体ご自愛くださいませ。
今後とも、 どうぞ、 よろしく お願い申し上げます。
敬具
現在までの 生きてきた道のりと、
思いもかけなかった 出来事に遭遇し、
それを 乗り越えた自分と、
今、15歳、16歳の 少年少女たちが、
社会に 出るために、身につけなければならないことは、
学歴ではなく、
まず、自分自身の好きなこと、 嫌いなこと、 得意なこと、 苦手なこと、 自分の好きな部分、 嫌いな部分を 整理、 分析し、
自分を知ること!
と、 言葉強く訴えました。
さらに、 具体的に、 今からできることは
1. 挨拶ができる
2. 間違ったり、失敗したら、謝罪ができる素直さ・潔さをもつ
3. 他人が気にならない熱中できるものをもつ
4. 物事を違った視点で見る
5. スマホや携帯、PCではなく、手を使う
6. 綺麗な字を書く
7. 姿勢を正す
といった、
ごくごく 当たり前のことなのだけれど、
すべてが 出来ている人は
誰一人いないことも 伝えました。
「日本人が消える」「大学はなくなる?」
という話においては、
すでに 国では データをつかんでおり、
現実に 国内で ビジネスを 行っている 経営者たちへのリサーチでは、
「どこの大学を出たという冠よりも、 今、目の前の水を、 どう売るかといったプランを すぐに描き、他人に 納得されるプレゼンを 行えるような人材を 求めている」
という事実に、 中学受験、 高校受験、 大学受験を経て、
企業に就職する 人生設計しか思い浮かばない生徒さんたちにとっては、
信じられない、驚くような内容だったようです。
実際に、なりたい職業や夢があっても、
どうしたらなれるのか?
ということを、
大人から 答えを出してほしいという 気持ちは、
幼い人間では 当然でありましょう。
しかし、
「この門をくぐれば、必ず、ここに行き着く」
といった 無責任なアドバイスは、
その 一人の人間の人生を 引き受けるくらいのつもりで、
言葉にしなければならないと思うのです。
「だから、自分を知って、自分がほんとうに、何ができて、何をしてきて、何がしたくて、何をしなければならなくて、何を期待されているか、ということを、集め、交わった小さな部分が、その人が、きっと、一生の仕事としてやるべきことなのだろう」
と プレゼン資料の中、
薄い輪が重なると、
中心部に小さな濃いポイントが生まれることを視覚で表し、
「まだ、私自身も未熟で、その全ての交わる小さな核にたどり着いてはいないけれど、 そこにたどり着くように、日々、自分自身を成長させています。」
と、語りました。
「15歳、16歳の未来ある命の前で、未熟で拙い話でありましたが、ほんのわずかでも、この短い時間の中で、皆さんの心に何かが残せたら嬉しいです。この機会をいただきました、桜修館中等教育学校の先生がた、PTAの皆さん、そして、今日、一生懸命に話を聴いてくださった生徒一人一人の皆さんに、心から感謝します。」
と、締めくくりました。
終了後、
「もっと、時間があれば、丁寧にお話ができるのだけれど残念。」
という小幡万里子は、
過去、自死した弟との 最期の電話 以来、
求められれば、
相手が切るまで 電話を切らないという 習慣があります。
仕事においても、そういう姿勢で 常に挑みます。
わずかな時間の出合いの中で、
15歳、16歳の彼らに、
そういう姿勢が 伝わってくれたら、
弊社の コミュニティマネジメントの力が、
多くのコミュニティを支え、
まさに、
彼らに語った「自分を信じる力」
と 同じであると
気づいてもらえるのではないかと思います。
お時間ございます方は、
COCORO にある FOR WHOM THE BELL TOLLS – 誰がために鐘は鳴る の
拙文を お読みいただけましたら幸いです。
教育 を テーマに記した 拙文については こちら を ご高覧いただけましたら幸いです。
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