想ひ出すこと

白線流し の 高校生たち

2010年12月9日

こんにちは。
クラブマネジメントの小幡万里子です。

『 白線流し 』というドラマがありました。
1996年…
すでに二人の子のママでした。

子育てに追われていて、テレビなんて見る時間もなく、弱くて消えてしまいそうな命を守るために、ひたすらに日々を過ごしていた私が、数年ぶりに、ドラマを毎週見ることができる、余裕と時間が出来た頃、自分の高校生時代を思い起こさせるような、ドラマ『 白線流し 』と出会いました。

実は、私は、この主人公の園子と、とても良く似た性格で、かなりの感情移入をしておりました。

そして、初恋の彼の君は
この「渉さん」の長瀬くんにそっくりだった
同級生だったことも
吸い込まれるように
セリフを貪る理由になったのかもしれません。

「ふたりだけに伝わるもの」

学生時代って
大切なのは、何を学んだかじゃなくて
どうやっ­て学んだかだと思うの。
どうやって仲良くなって
どうやって喧嘩­して、
どうやって仲直りしたのか

このクラスで学んだことが
公式や英単語ばかりじゃないってこと
信じてる

自分たちで考えたりたり悩みんだりしたから
卒業できたのだろうか?

本当はどうなのか誰にも分からない

でも
こんなに頭と、心を使った時期は
今までなかった
たった18年だけど

高校生だった私は
公式や英単語なんて二の次で
高校時代に一生の友人を得たような気がする。

今も
私は変わることができなくて
世の中の理不尽さや
自分の中の不合理なできごとと
どう、折り合いをつけたらいいんだろう
なんて、子どものようなことばかり

いつも考えて、悩んで
頭と心を使い続けている。

高校時代に一生の友人を得たように
これからの人生を一生
友としてつきあっていけるような出会いをしている。

人間は、こどもだとか、おとなだとか
そんなことは関係無くて

どれだけの公式や単語の数なんかじゃなく

目の前に出会った壁を乗り越えるために

自分の頭で考え
自分の心で悩み、感動し、
心揺さぶられるような経験をすることが
自分の成長を止めないことなのだと思う。

その時、高校時代のように
共に喜ぶ人がいて
共に泣くことができる人がいて
泣いてる私を笑わせてくれる人がいる。

人と人として
心通わせることのできる人間で
居続けることが
大切なことのように思う。

そういう人と人とのつながりと
やさしを知ることが
自分の人生を、本当に豊かにしてくれている。

この出会いと、時間を共有してくださった方がたに
心から感謝です。
今日も一日…ありがとう。

 

お時間ございます方は、

過COノCO途 にある 想ひ出すこと

拙文を お読みいただけましたら 幸いです。

 

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