問題教師は・・・
M教師 と呼ばれています
転校前の小学校で こんなことがありました。
次女が 4年生のとき、
同じクラスの男の子が 学校に行けなくなったのです。
お母さんが話を聞くと
「書写と家庭科を教えてくれる先生が恐い」
当時、学年間で 就業時間の差がないように
ある時間を 別の教師が負うことになっていました。
M教師 は 20年以上 この小学校にいて 校長よりも長い ベテラン教師。
階段 13段の家に住んでいる人は死ぬ!
とか
訳の分からない話をして
子どもが怯えたり 怖がる様子を見るのが お好きだったらしい。
45分授業の大半が雑談で終わり
実際の授業が10~15分しかなく、
ある児童が
「先生、話はもういいから早くお習字しようよ。退屈で死にそうだよ。」
と言ったところ
「私はあんたたちの一人や二人死んだってかまやしない!」と。
さすがに 子ども達も驚き
し~ん…となったようで、
女の子は 泣き出したり。
学校に行けなくなった男の子も「死ぬ」という言葉に 怖くなってしまったらしいのです。
クラスの保護者が 子どもに話を聞いたところ
半数以上の生徒が その日のできごとを 鮮明に覚えていて
子ども達が いかにショッキングな できごととして
受け止めていたかが分かりました。
担任に 話をしたところ
「私は まだ未熟なので(教師3年目)
人権問題にも熱心な そのベテランの先生に
そういうことは 言えません」~と。
そういうものなのかしら?
と
昨年、長女の担任で 子ども達を大切にしてくださった先生に
その話をしました。
「たとえ 相手がベテランの先生であろうと
担任である以上、自分のクラスで起きたことですし
きちんとした経緯を お聞きするのは
担任として当然です!」
と きっぱり 言って下さいました。
そこで
学年主任の先生にお話ししたところ
「それは管理職レベルのお話しだと思いますので 校長に話して下さい」
と言われました。
校長に話すと
「よく事情を聞いてみます」
とおっしゃいました。
しばらく時間をおき
「どうなりました?」
とお聞きすると
「直接、その教師と 話し合われますか?」
と言われ
急遽、話し合うこととなりました。
急であったにも関わらず
クラスの半数近い保護者が集まり
中には お父様もいらしてくださった ご家庭もありました。
先生に
どういう経緯があったのかお聞きすると
「分かりません。覚えていません。」
でも、これだけの数の子ども達が 嘘をつくはずはないでしょう。
「その日の 指導日誌をみると、私は まず半紙を このように折りまして ですね~」
と 授業を 始めるのです。
保護者の皆さんは ポカ~ン!
あるお父様が
「そんな話は もういいですから、なぜ そんなことを言ったんでしょうか?」
いやいや。お父様! ここは ひとつ 先生のお話を お聞きしましょう。
私は 話の続きを 促しました。
30分以上 半紙の折り方や 名前の書き方などを 話され
皆で 呆れるというより
苦々しい思いでいました。
先生は 子ども達に
「あんた達なんて 死んだってかまわない!」
と言ったことを 覚えていらっしゃらないのですか?
「すみません。覚えていません。」
ということは、
日常的に使われていて
ご自分の言葉に
鈍感になってらして
覚えていないということでしょうか?
「すみません。分かりません。」
私は 最大の疑問を ぶつけてみました。
失礼ですけど、半年が経って
うちのクラスの子ども達の 名前と顔、
先生、一致してますか?
「全てのお子さんの名前と顔が一致するかと言われたら…」
「すみません。分かりません。」
THE END
校長先生!
教えてる子どもの名前と顔が一致しない 教師が
成績を評価して いいものなんでしょうか?
半年では 子どもの名前を覚えるってことは
難しいことなんでしょうねえ~
「いや、私が教師時代はすぐに覚えたものですし、それは当然のことです!」
来て下さったお父様が
「学校のことは分かりませんが
我々が勤める企業という中で
このような人間がいたら
すぐさま 処分の対象になりますよ。
管理職として
校長のご判断を お願いします!」
と言い放ち、お帰りになりました。
2時間以上 話しても
先生からは 謝罪も 反省も無く
当初、保護者も先生が
「すみませんでした。今後二度と無いようにします」
で終わりだと思って、諦めてきたけど、
呆れてモノが言えない と帰られました。
校長は その後、この教師を 病院で診察してもらいました。
彼女は病気で教壇に立てる状態ではない
という診断を受け 代替教諭が来ました。
男性教諭でしたが 学年を問わず 児童に声をかけ
家庭科室から いい匂いがすると思えば
この先生が 家庭科を教えたことがなかったため
調理実習の練習を 放課後されていたそうです。
校長達は、M教諭と、再三 話をしたそうですが
「分かりません」
「すみません」
と話し合いにならず
すべてを 保護者に みてもらおうと思ったそうです。
お母様達は
「後から思えば 子どもが 先生が死ねって言った って 聞いていたけれど
まさか!教師が…って 聞き流していたわ」
という声や
「授業をしなくて ラッキーって 思う子もいたみたいだし」
という声も聞こえてきました。
そして 担任は
「後から思えば、
いつだったか 書写の時間の後
教室に行くと
子ども達の様子が おかしいいな。
書写の先生に 叱られたのかな?
って思った時がありました。」
……と。
~~~ 子ども達の様子がおかしかったら 聞いて欲しかったですねえ ~~~
すでに 大学生のお子さんをお持ちのお母様が
「まだいい方よ。 ウチの子、その先生に殴られて 鼓膜破られたもん。
それで 担任外れたのに 校長が それから何人か代わるうちに
その教師のしたことを 知ってる人が いなくなったのよ。」
本当に 児童を 第一に思う先生が いらっしゃることを知っています。
でも こういう教師は あらゆる学校に いるんですよね。
その年、その先生は ご退職されました。
「ママは先生も辞めさせた」
次女の言うところは
このことなのですが
私ごときが そんな権限は ございません。
この時は、本当に 子どもを思う保護者の方が多く
自分の子がされたわけじゃないからいいや~
という考えの方がなく、
我が子が直接傷ついたわけではないけれど
このままで、他の子ども達まで辛い思いをするのは
大人として人間として許せない!
という方が
集まった結果だと思います。
この先生がお辞めになり、
よかった~!
という思いよりも
空虚な気持ちになりました。
この先生も 教師を目指した 理想もあっただろうに
どうして こんなことになるのだろう~。
M教師 か・・・
未熟な 年若い先生でも
きちんと 自分の考えを話せる職員室にしてほしいものだと
そうすれば、この先生も もっと早く
自分の教師としての あるべき姿に 気づき 修正し
定年まで 勤め上げられたかもしれないのに~。
ただ、
学校は 社会とかけ離れた世界であってはいけないと思います。
子どもの方が 社会を~ 常識を~
知っているのかもしれません。
子どもが
「学校の~ 先生の~ ここが おかしいと思う」
という言葉に 真実がある~
子どもを 侮ってはいけません。
お時間あれば、こちらの記事も ご高覧ください。
お時間ございます方は、
COCORO にある FOR WHOM THE BELL TOLLS – 誰がために鐘は鳴る の
拙文をお読みいただけましたら幸いです。
特に 教育 を テーマに記した 拙文については こちら を ご高覧いただけましたら幸いです。
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