小学校 中学校 こうなったら高校も?
と、いうことで 通信簿 を 公開します!
高校になると 「質問に来ましょう」 とか
「HR、自治会活動に 貢献してくれてありがとう」
とか、そんな感じ。
成績は、現国・古典、現代社会・音楽は クラスで1位だったよ。
数学・英作文は 下から数えた方が 早かったよ。
って 感じです。
こうなったら高校も? と 赤裸々通信簿
私。
高校1年の時は 欠席も欠時も 「0」 ですよ!
それだけで、私って偉い! って褒めてしまうわ。
さて。
母の残してくれていたものに ホームルーム通信 がありました。
私の文章が載ってたもので、色褪せた わら半紙が 時の流れを感じさせます。
こうなったら高校も? と 恥ずかし読書感想文
5/17 の ホームルーム通信 『道標』 NO.14
(春ちゃん!頑張ってたのね) ← 担任は春山先生。
なぜだか、私の 読書感想文が載ってます。
『太陽の子』を読んで 小幡万里子
涙が止まらなかった。
読んでいるうちに目頭が熱くなり、読み終わった後も、涙が止まらなかった。
本当に戦争は終わっていない。
まだ、たくさんの人々が傷ついているということを、私はあらためて認識した。
そしてキヨシ君、キヨシ君のお母さん、お姉さん、ろくさん、ふうちゃんのお父さん、お母さん、その他 たくさんの人々の愛に思わず 涙してしまったのだった。
特に私の心に強く残っているシーンがある。
それは、キヨシ君が昔の仲間とけんかをして、警察がキヨシ君の過去を責めた時の、ろくさんが警察に言った言葉である。
片手を失ったのも、自らの手で我が子を死に追いやったのも、沖縄を守りに来た兵隊が「国を守る為だ」と言ったからだ。
一体、戦争とは何なんでしょうか?
何のためにするのでしょうか?
戦争によって傷つくのは、むしろ戦争に反対した罪もない人々。
ろくさんの言葉は胸に突き刺さった。
私がもう一つ目をひかれたのは、ふうちゃんとキヨシ君の成長だった。
野良犬のように荒れすさんでいたキヨシ君は、ふうちゃんの明るさや優しさのおかげで変わり、
ふうちゃんも又、一個の人間として、戦争を見つめ、
一人一人の人間の生き方を知り、他人の心をわかってやれる人になった。
素晴らしいことだと思う。
私は自分自身のことを考えてみた。
私ものうのうと暮らしている人間の一人だ。
父や母や、周囲の人々にもたくさんの人生や、戦争がとりまいているかもしれない。
私も、ふうちゃんのように、今一度、周りを見直してみたい。
ふうちゃんのお父さんが亡くなった時、
私も又、ふうちゃんにと同化していた。
生きていて、真の沖縄ーー裏も表も つつみ隠さぬ沖縄について 話をしてほしかった。
そして、人間の苦しみをわかりかけてきたふうちゃん……
私と共に人生を語ってくれる人でいて欲しかった。
私にとって、戦争は縁遠いもののように感じていたが、
私も身近な人々からたくさんのことを学んでみようと思う。
そして他人を愛せる人間になりたいと 切実に感じる。
そう、ふうちゃんのような……。
中学校から高校に上がって間もない 15歳の作文です。
こっぱずかしいこと甚だしい文章ですが、
母は嬉しかったのでしょう。
私も次女が小学校時代に「学校だより」に掲載された
野外キャンプの作文を切り取って、今も冷蔵庫に貼っています(笑)
母親って、そういうものなのですね。
3/23 のホームルーム通信『道標』 NO.48 – 最終号 –
『贈る言葉』 小幡万里子
1Eの皆さん! 素晴らしい1年を どうもありがとう!
最初、全然他人であった四十六人が 一つの輪になることができたのも、
一人一人が本当に優しい人であったからだと思います。
クラスマッチ、 沼津合宿、 記念祭、 クリスマス会、 球技大会 ……。
数え上げれば キリがありません。
いつでも皆で 協力・団結して 燃えて ……。
この1Eとお別れなんて 本当につらいです。
でも、更に一歩、お互いに 踏み出す時なのですね。
高校に入る時、
「たくさんの真友と呼べる友だちが欲しい。」
と 思っていたんです。
そして一年たって、
こんなにたくさんの真友がいて 本当に幸せです。
皆さん! 本当に どうもありがとう!
クラスが変わっても、いつまでも、1Eのこと、忘れないで。
そして、ついでに
私のことも忘れないでください!
GOOD LUCK!
担任の先生が、
45人全員が 2年に進級できることにホッとしました
と コメントを寄せています。
(当時、出席日数が不足したり 成績不良で 留年する人もいました。
2年生のクラスでは 本来は 3年生になるはずの 同級生もいました)
入学当初は振るわなかったが、しりあがりに力をつけてきた人。
また逆に入学時の自分の力に過信して学習を甘く見たためにとり返しがつかなくなった人、とさまざまです。
春休みから 2年1学期までの間に 集中して回復にとりくんで下さい。
漠然と2年になるのではなくて、目標をもって2年の学校生活を送れるように、将来の進路を含めて目標をつくって下さい。
それぞれのクラスに散って、一粒の種子となり、大きい美しい大輪の花を咲かせよ。 Good luck!
長女の高校でも、
言われているようなことが 書き連ねてありました。
今の高校生も 昔の高校生も 変わらないね。
そうして、先生がたが 一生懸命に、
生徒の 将来のために。
子どもたちに 気づいてもらいたい。
という思いも…
先生。
48号も ホームルームだよりを出していてくれたということに 驚いています。
英語の先生だったのに…
私の作文は、どこから持ってきていたのでしょう?
やっぱり、謎だ…
通信簿 シリーズ
・ 通信簿
・ 中学校の通信簿
お時間ございます方は、
COCORO にある FOR WHOM THE BELL TOLLS – 誰がために鐘は鳴る の
拙文をお読みいただけましたら幸いです。
この文章と同じカテゴリー : 学びの原点
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